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ウェブマイニングソフトCoinhive(コインハイブ)を用いて25万ドル分のモネロをマイニング

モネロ

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仮想通貨市場における全体的な価値の下落によって、マイニングの収益も低下している中で、Coinhiveを使ったマイニングが一月で25万ドルの収益をあげたと、ドイツの研究者が報告しました。

モネロのマイニング

調べによると、マイナーは1,271 XMRのモネロを採掘したとされています。
調査が行われた時期のモネロの価格が、おおよそ200USDだったことが考えられます。
最近のモネロの最低値は、CoinMarketCapによると79.24 USDであり、1,271 XRMは少なくとも10万ドルの価値があります。

調査によると、Coinhiveによるマイニングはモネロ全体のブロック農地の1.18%に相当するとしており、そのハッシュレートの中央値は5.5M h/s(55,000,000 hash/s)となったようです。
開発者は、採掘したコインの30%のみを受け取っているとされています。

Coinhiveについて

Coinhiveは、2017年に作られました。
Coinhiveの主な狙いは、ウェブを利用しているユーザーが、自身のハードウェアを仮想通貨の作津のために解放し、その見返りとしてウェブサイトの広告を表示させなくすることにあります。

しかし、Coinhiveが動作している間は、パソコンの動作が重くなることや、バッテリーの寿命が短くなること、また電気代がより多くかかってしまうことなどのデメリットが多く生じます。
さらに、Coinhiveは仮想通貨を採掘しているので、対象となる通貨が下落する可能性も考慮に入れなければなりません。
また、現状Coinhiveをブロックすることは困難なようです。

まとめ

著者によると、Coinhiveは最も大きなウェブマイニングソフトであり、仮想通貨のマイニングサイトの全体の約75%がCoinhiveを用いていると伝えています。
国内では、Coinhiveにまつわる事件が数件発生しており、日本のCoinhiveに対する姿勢は慎重と言えるでしょう。
今後、マイニングサイトの動向に注目が集まりそうです。

参考サイト
“https://news.bitcoin.com/coinhive-mints-quarter-million-dollars-in-monero-a-month-report-reveals/“

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