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先月、仮想通貨のマイニングに関するサイバー攻撃がブラジルで発生しました。
170,000以上のデバイスに影響
セキュリティサービスのTrustwaveによると、Mikro Tikルーターに対してサイバー攻撃が行われ、170,000件のデバイスが被害を受けたと報告しています。
攻撃に使用されたソフトは、日本国内でも問題視されたCoinhive。
今回の事件は、Coinhiveが悪用されたことになります。
ハッカーは、Mikro Tikルーターに対して攻撃を行い、デバイスに不正にCoinhiveをインストールし、Coinhiveを介してマイニング報酬を受け取っていたようです。
Trustwaveの対応
Trustwaveはこの問題に対し、マイニングのマルウェアを検知するツールを開発することを発表しています。
さらに、Trustwave社のSimon Kenin氏は、可能な限りすぐにMikro Tikのデバイスの改良が必要であると意見を述べており、今回の攻撃の深刻さを強調しています。
まとめ
近年、ハッカーがランサムウェアからマイニングへと移行している傾向があると、Kenin氏は述べています。
また、不正マイニングは、サイバー攻撃全体の32%を占めており、被害が拡大しています。
今後、不正マイニング等への対策が必要になってくるでしょう。
参考サイト
“https://www.coindesk.com/attacker-installs-crypto-mining-malware-on-more-than-170000-devices/”