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Kodak製マイナーKashminerライセンス契約のプロジェクトは詐欺。SECの立ち入りで運営停止

Kodak 詐欺

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

Kodakからライセンス契約を受けていたマイニングプロジェクトが崩壊しました。運営している
会社はSECによりプロジェクトの進行を止められています。

詐欺の経緯

今年1月、ラスベガスで開催されたCESでKodak KashMinerというマイニングマシンが発表さ
れました。

これはKodakのオフィシャルブースに展示されていたのですが、実際はKodakのブランドで
売り出している他社製品です。Spotlite USAという契約会社のひとつです。

この会社が打ち出したマイニングプロジェクトですが、初期費用3400ドルで投資家に貸し出して、実際に
はNYのKodak本社に数百台集めてオンサイト発電所を使って稼働させるというやり方です
が、それでマイニングしたBTCは月々375ドル相当、2年間で9000ドルのリターンを約束し
ていました。

しかし、このマイニングプロジェクトは当初から詐欺だと批判されていました。

The Bitcoin Standardの著者、Saifedean Ammous氏などの人々から調査の対象となりまった
くの詐欺だと片付けられてしまいました。

今となっては、ビットコインマイニングのディフィカルティが上がり続けているにも関わらず

リターンが保障されているのは話がうますぎる、とこの批判は正当化されているのは明らかです。

一方で、Kodakはこのベンチャー企業が正式にKodakのライセンス契約を結んだ会社ではな
いと指摘しました。

「CESのブースでライセンス提携会社のSpotliteから出たKashMinerをみたと言っても、その
マイニングマシンKashMinerはKodakがブランド契約した製品ではありません。その機材も本社に設置されていません。」
と明かします。

つまり、製品がKodakブランドではないばかりか、本社に設置などもしておらず、このプル
ジェクトはまったくの詐欺といえるものです。SECが対応する引き金となったものは、

「一定のリターン」を補償するという点です。

KodakCoinは好評

Kodakといえば、最近、フォトグラファーの著作権管理プラットフォームをローンチし、仮
想通貨KodakCoin発行で好評をえて、株価もあがっていると言います。

このような詐欺の話では痛手を負わない健全な体質だと期待したいものです。

参考サイト
“https://bitcoinist.com/bitcoin-miner-scam-from-kodak-licensee-shut-down-by-sec/”
“https://bitcoinist.com/scammed-kodak-bitcoin-miner-lie/”

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