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アメリカ合衆国カリフォルニア州に本社を置く大手半導体メーカーのNvidia社は、最近のビットコインやその他の仮想通貨のマイニング利益が世界的に低下しているにもかかわらず、2018年第三クウォーターには莫大な利益が生み出せると見込んでいることを発表しました。
大手ハイテク企業、NVIDIA社について
NAIDAはデスクトップ型のパソコンやワークステーション、ゲームコンソールなどにおいて革命的なGPU (Graphics Processing Unit)を開発するAI(人工知能)コンピューティングの世界のリーダー企業です。最新のコンピュータグラフィックスを再定義しコンピューティングに革命ももたらしたことがあります。。
NAIDAはマイナーらが市場の衰退に苦しんでいるにも関わらず、マイナーらを放置する一方で1番の売り上げ元であるゲーム業界には力を入れており、ゲーマーへのサービス提供を最優先とし、ゲーマーらのニーズに応えています。
Nvidiaは第一クウォーターに32億1000万ドルを売り上げ、暗号通貨マイニングの売上高全体の9%である2億8900万ドルを掘り出しました
マイニング人気上昇に伴う複雑化
世界中で繰り広げられるビットコインのマイニング競争はコストが非常にかかり、利益率もそこまで大きくありません。
暗号通貨マイニングは年々増加傾向にあり、2017年にビットコインのマイニングにかかった電力は36テラワット時間にも上りました。ビットコインが誕生した当時は2,3台のPCで済んでいましたが、ビットコインは時間とともに複雑さを増し、マイニングにより多くのコンピューター電力を必要とするようになりました。
Nvidiaの最高責任者の見解
Nvidiaの最高責任者であるJensen Huang氏は、仮想通貨のこれからの1年について下記のように語りました。
「仮想通貨は世界で浸透し、市場はかなり拡大するでしょう。すぐに消滅してしまう可能性は低いです。次から次へと通貨が増え、それらははさまざまな国から生み出されるでしょう…我々は市場の中心にいるため、仮想通貨の発展を非常によく理解しています」
Nvidiaには マイニングに最適なコインマイニングリグSKUを所持しており、仮想通貨GPUを始めるであろうと人々に信じられていた。しかしながら、Nvidiaはまだ仮想通貨市場への移行を検討しておらず、ゲーム業界での顧客の満足度を高めることに焦点を当て続けるであろう。
まだ、これからのNvidiaの仮想通貨市場に対してどのような動きをとるのか、注目か集まりそうだ。
参考サイト
’https://www.ccn.com/nvidia-to-profit-in-q3-2018-despite-crypto-mining-decline/’
‘https://www.ccn.com/nvidia-to-profit-in-q3-2018-despite-crypto-mining-decline/’