<この記事(ページ)は 2分で読めます>
8月16日、グラフィックカードなどに搭載するGPU半導体などの大手メーカーであるNVIDIAは、第2四半期の業績を発表し、マイニング事業者向けの製品の激減が明らかになりました。
記録的な増収の分野も
年間のGPUの事業収入は40%の上昇で26億6千万ドルでしたが、全体では4%減となりました。ゲーム事業やデータセンターなどは記録的な増収だった一方、マイニング事業者向けのGPUの減益がすべてを相殺した形です。
マイニング事業の展望の見誤りか
NVIDIAは昨年、マイニング事業者向けの半導体需要の高まりを受け増産を決めていました。
マイニング需要の多寡が業績にこれほどまでのインパクトを与えることを予期できず定量化に失敗しました。好調なゲーム事業に活路を見出しているとはいえ、第3四半期に関しても不安がつきまといます。
半導体事業者の業績から読み取れるマイニング事業の行き詰まりが仮想通貨業界にどのように波及していくのか注視していきたいですね。
参考サイト:
“https://www.coindesk.com/nvidia-substantial-decline-in-gpu-sales-from-crypto-miners/”