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ドイツの大手マイニング企業Northern Bitcoinが米国を拠点とする競合のWinstoneと合併し、世界最大のマイニング施設することを発表しました。
独Noethern Bitcoinと米Winstoneの合併
18日に発表されたNorthern BItcoinのプレスリリースによると、Winstoneはすでに前述の施設の建設に着工しているとのことです。
100エーカーを超えるテキサスの広大な土地に1ギガワットの容量を有する施設で、北米最大のデータセンターになるとのことです。
新施設で競合中国に対抗か
建設の初期段階は2020年第1四半期の完了を予定しているとのことです。
施設の容量はすでに300メガワットを超えていると言われており、2020年の第4四半期までに全ての工事が完了する予定とのことです。
すでに初のクライアントとなる2社がこの新しい施設の膨大な容量を利用してビットコインマイニングを行うことが決まっているとのことです。
またこのデータセンターは、高速の画像レンダリングや人工知能のアプリケーションの利用も可能になるとのことです。
Noethern Bitcoinは持続可能なビットコインマイニングに特化して昨年設立されました。
同社は、ノルウェーで再生可能エネルギーを利用したマイニング施設を運営しています。
これまでは、中国が仮想通貨マイニング産業をリードしてきましたが、今回世界最大のマイニング施設を米国に建設することで、マイニング施設のさらなるグローバル化と競争が拡大する可能性も考えられます。
中国は安価なハードウェアに加えて電力コストも低いため、厳しい法的環境にも関わらず仮想通貨マイニングの強力なライバルと言えそうです。