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Bakktのビットコイン先物が9月23日に開始されることが正式発表されました。
We have some news https://t.co/ykUvQ31cGz
— Bakkt (@Bakkt) August 16, 2019
公式発表で、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の承認を取得したことを明らかにした上で、期待の集まるビットコイン先物の立ち上げが、9月23日に現実のものとなることを発表しました。
Bakktは、昨年8月にビットコイン先物計画を明らかにしてから、規制当局の承認を得るためにおよそ1年かけて取り組んできました。
また、Bakktはセルフ承認プロセスを通じて米国先物取引委員会(CFTC)の承認も得ており、ユーザー受入テストをすでに開始しているとのことです。
NYDFSの承認により、Bakktは信託会社を設立しカストディディサービスも開始するとしています。
BakktのCEOであるKelly Loefler氏は次のように述べています。
「これまで十分なサービスを受けることができなかった機関投資家のインフラに、明確に規制され、強固なセキュリティが保たれ、前例のないようなグローバルな取引所サービスを提供します。」
デイリー契約とマンスリー契約
Bakktによると、同社はデイリー契約とマンスリー契約の2つのタイプのサービスを提供するとし、
両者ともBakktウェアハウスで保管されるとのことです。
決済時の価格は現物市場の価格を基準にしないとしています。
現物市場の価格を基準にしないことで、ビットコインのベンチマーク価格における透明性の高い価格発見の能力を発揮することができるとのことです。
また、現物市場の価格操作問題やマネーロンダリングなどによるリスクを回避できると言います。
Loefler氏はデイリー契約におけるマージン取引が可能になるとしましたが、レバレッジの詳細はまだ明らかにされていません。
ビットコイン価格は、この発表を受けて前日比で3.7%上昇しました。
今後、実際の開始日に向けてビットコイン価格の高騰に大きな期待がかかります。