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ビットコイン先物を手掛けるBakktのCEOであるケリー・ローフラー氏が、ジョージア州のブライアン・ケンプ知事によって同州選出の米国上院議員に指名されたとのことです。
Bakktの親会社ICEの発表によると、ケンプ州知事は現職議員のジョニー・アイザクソン氏の後任としてローフラー氏を指名したとのことです。
アイザクソン氏は、体調不良を理由に年内の引退を表明しています。
ローフラー氏は2020年1月1日より議員に就任する予定とのことです。
仮想通貨業界からの期待高まる
仮想通貨関連企業出身者が米国会の議員になるのは、米国初事例です。
ローフラー氏は、2002年かBakktの親会社であるインターコンチネンタル取引所に勤務しており、金融業界のベテランです。
業界内部事情に詳しく推進派としても知られていることから米国会に新たな風を吹き込むとことが期待されています。
ICEは声明文でローフラー氏の退任を発表しています。
ローフラー氏の後任は未定とのことです。
これまで仮想通貨の規制・税制に関わる法案が、米国会で可決されたことはありません。
ローフラー氏の上院議員就任は、今後の仮想通貨業界にとって業界の健全化や、地位向上などポジティブな影響を与えることが期待されています。