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大手仮想通貨取引所バイナンスは、ユーザーのアカウントにVISAのクレジットカードとデビットカードを紐づけることで直接仮想通貨の購入を可能にすると発表しました。
現時点では、欧州地域のみの対応とのことです。
今後はマスターカードなども同様のサービスを開始する予定です。
発表によると、購入できる仮想通貨はビットコイン、イーサリアム、リップル、バイナンスコインなどで、欧州経済地域(EEA)に居住するユーザーが対象です。
バイナンスは、すでに決済プロバイダを通じて一部の仮想通貨を購入できるサービスを導入していましたが、仲介企業に手数料を払う必要がありました。
今回のサービスでは、外部企業に依存することなく直接バイナンスでクレジットカードを追加できるようになるため手数料負担がなくなります。
トルコリラとロシアルーブルの新取引ペア
バイナンスは、またトルコリラとロシアルーブル建ての新たな取引ペアを追加を発表しています。
新たに追加されたのはETH/TRY、XRP/TRY、USDT/TRY、USDT/RUBの4ペアです。
取引は25日17時より開始されています。
リップルとイーサリアムは、現在バイナンスで15種類以上の法廷通貨で購入が可能です。
特に政情不安などを抱えるトルコなどの新興国において、法定通建ての取引を拡大することで流動性が高まり、自国の通貨よりも安全な資産として需要が拡大することが期待されています。