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2019年が始まって最初の1週間が経ち、大きな動きもないまま相変わらずの低迷ぶりであまりぱっとしませんでしたが、この日曜日にチャートを見ても明らかなジャンプがありました。
12月20日ころからのチャートで見ても、$4,000から$4,200までの高値だったクリスマス相場を最後にビットコインが$4,000を超えたのは初めてです。
ビットコイン6%の上昇でマーケット全体を低迷から脱出へ
ビットコインが6%の上昇を見せるとそれに連動して他の主要アルトコインも大きく動きました。
目だったファンダメンタル要因もなく、この2週間は主要コインのチャートは価格低迷からの脱出を試みてきたように見えます。
NanoやBitcoin Cash、CardanoやMoneroは現在5%の上昇を見せる中、LitecoinやNEOは特に目立っており、24時間で二桁の上昇ぶりを見せました。
テクニカル要因が相場を上げている要因の可能性もあるということです。
AltDexのチャートによると、時価総額の大きいコインのベンチマークインデックスは12月の中旬から上昇トレンドだったことを示しています。
ALT100インデックスは直近の24時間で4.2%の上昇でした。ここのところ停滞していた45-48だったレンジから抜け出したのです。
(AltDexより参照)
Bitcoinの本当の底値は$1,000以下かも?!
今週以降は仮想通貨マーケットにとって折り返し地点的な週になるだろうと予測されています。
強気相場であれば$5,000-6,000台へ返り咲き、はたまた弱気であれば$4,200辺りで停滞し$3,000以下へ下げる可能性もあると見られています。
元ウォールストリートのトレーダーから仮想通貨アナリストへ転じたTone Vays氏のコメントでは、ビットコインはまだ本当の底値に達しておらず$1,000以下への可能性なども述べたという事ですが、Twitterで$4,000を超えたことに驚きをもって支持しています。
値動きに意外性があることが魅力でもある仮想通貨市場、それを牽引するビットコインの行方を新年から強気で見守りたいものです。