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機関投資家のビットコインデリバティブの取引高が過去最高を更新したとのことです。
仮想通貨調査会社のDiarのレポートによると、シカゴマーカンタイル取引所(CME)のデリバティブ取引が直近の2ヶ月連続で過去最高を更新したとのことです。
最近の仮想通貨市場の回復を受けて、仮想通貨デリバティブ市場に機関投資家の資金が大量に流入しているとのことです。
デリバティブとは、一般的に金融派生商品と言われ、先物取引、オプション取引、スワップ取引、さらにそれらを組み合わせた取引が含まれます。
複数の取引所で同様の急増を確認
仮想通貨取引所BitMEXでも同様の取引高の急増が見られたとのことです。
またオランダのビットコイン先物やオプション取引の取引所Deribitでは、顧客のベースが機関投資となっており、ここ最近は毎月最高額を更新しているとのことです。
仮想通貨取引所CoinFLEXは、仮想通貨ベンチャーキャピタルのDigital CurrencyGroupと投資会社Polychainの2社とすでに契約を完了しているとのことです。
今月すでに報じられたように、CME取引所はビットコイン先物の取引高の記録を、ビットコインの高騰が続いていた5月13日にも更新しています。
この時、CME取引所は過去最高額である33700件の取引注文を締結しました。
取引額は168000BTC(13億5000万ドル)に相当し、それ以前の最高額22500件の契約、112700BTC(9億920万ドル)からおよそ50%増加したことになります。