<この記事(ページ)は 3分で読めます>
新たな推計調査の結果によるとビットコイン価格は、2020年5月の半減期までに2万ドルから5万ドル(約220万円から540万円)に上昇する可能性があるとのことです。
ヘッジファンドのチャールズ・ウォン氏の予測
ヘッジファンドのライトニング・キャピタルのマネージングパートナーであるチャールズ・ウォン氏は、現在のビットコインの価格は数倍になるとの予測を明らかにしました。
ウォン氏は、Mediumへの投稿記事の中で、マイニング報酬が現在の657,000BTCから328,000BTCに半減したとしても、2021年のビットコイン需要は633,000BTC付近で安定するだろうと予測し、次のように述べています。
「供給量の突然の変化は、次のビットコイン価格の高騰を引き起こす要因になる可能性が高い」
ライトニング・キャピタルは資産およそ50万ドルの小規模ヘッジファンドですが、ウォン氏の予測は半減期の潜在的な影響力を予測しようとしている多くの投資家やアナリストの判断材料に採用されています。
9万ドル到達予測も
市場分析者らによると、2012年と2016年の最初の2回の半減期はビットコイン価格を大きく押し上げる要因となったと言います。
ドイツのバイエルン州立銀行(ByernLB)は、2020年の半減期はビットコイン価格を9万ドル近くに押し上げる可能性があると予想しています。
一方で、他のアナリストの中には、投資家は半減期の予定を知っているため、このような論理はすでにビットコイン価格に織り込み済みであると指摘する意見もあります。
ウォン氏は、コインデスクのインタビューに対して、今回の予想は控えめな見解であるとしています。
ウォン氏は82,000BTCがダーク市場からの購入であり、546,000BTCはOTCカウンターやビットコインプロバイダーLocal Bitcoinからの購入であることを指摘しています。
「多くの人々がビットコインの需要はないと主張しているが、Local Bitcoinやダーク市場からのデータは、多くの人々がビットコインを購入していることを示している。」
ウォン氏は、Mediumの投稿の中で、自分の研究結果は投資アドバイスとして利用されるべきではないとしています。