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ビットコインの計算力を示すハッシュレートが、今週過去最高値を記録したとのことです。
モニタリングを専門とするBitinfochartsのデータによると、8月8日時点でビットコインのハッシュレートは1秒あたり8024万テラハッシュを記録したとのことです。
ハッシュレートは2017年最高値時から8倍向上
ハッシュレートは有効なビットコイン取引のコンピューティング処理能力の強さを示す基準です。
2018年後半からのビットコインの下落トレンドにも関わらずここ数ヶ月間で、ビットコインのハッシュレートは最高記録を更新し続けています。
2017年にビットコインが最高値を記録した時よりも、コンピューターの計算力は約8倍も向上しているとのことです。
一般的にビットコインの価格が下落するとハッシュレートも下落すると言われています。
マイナーは複雑な計算を解くことで新しいビットコインを生成します。
一般的にはこの計算に必要な電気代などのコストが一定の場合は、ビットコインの価格が下落するほど、利益率は下がります。
2017年の過去最高価格を記録した時よりも高い現在のハッシュレートは、ネットワークの強靭さを示しており、ビットコイン投資家へ心理的にもポジティブな影響をもたらすと考えられます。
来年の半減期の影響
来年5月にはビットコインは半減期を迎える予定です。
需要と供給の関係からビットコイン価格は上昇すると考えられています。
マイナーは半減期を前に、過去の底値である6500ドルを下回らないように努めるだろうと専門家は分析しています。