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ビットコイン第2四半期で、最も記録的な価格上昇

ビットコイン第2四半期で、最も記録的な価格上昇

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ビットコイン価格は第2四半期、2017年以来の最高のパフォーマンスを記録しました。

ビットスタンプのデータによると、4月1日の4092ドルから始まり、5月から6月にかけての上昇率は過去最高の165%を記録したとのことです。

さらに、ビットコインの3桁の上昇率を記録するのは2017年の第4四半期以来とのことです。

月足チャート分析

165%の上昇率を記録し、ビットコインは弱気相場から完全に脱却したようです。

実際、ビットコイン価格が1000ドル以上上昇し5000ドルに到達した4月2日に、弱気相場から強気相場へのトレンド転換が確認されたとのことです。

仮想通貨は8000ドルを超えた後、5月10日から18日に開かれたNew York Blockchain Weekのイベントでさらに上昇し、5月30日までには9100ドルまで押し上げられました。

2ヶ月で2桁台の上昇率は6月に入ってからも維持されています。
最近の7500ドルから10000ドルまでの上昇はFacebookの独自仮想通貨発行のニュースの影響と考えられます。

仮想通貨業界の見方

業界の見方では、Facebookの独自仮想通貨Libraの発行は仮想通貨の認知度を高め普及を促進するだけでなく、従来の資産に対応するものとしてビットコインを強く印象付けるものになるだろうとのことです。

さらに、ビットコイン価格の時価総額は、来年5月に予定されている半減期への準備を始めていると考えられます。
つまり、ビットコインの長期的な見通しは明るいと言えるようです。

しかし、短期的展望では、11000ドルを超えるところで修正による下落を複数回経験しています。
現在、ビットコイン価格は10880ドルで1日当たりの上昇率は、2.4%とのことです。

週足、日足チャート

 

週足チャートと3日間・日足チャートで見ると、RSI(相対力指数)は、70以上で買われすぎの状況を示しています。

これまで、価格の上昇に息切れの兆しは見られていません。
上昇と下落を繰り返しながら上昇し続けるといった強気相場の構造は崩れてはいません。
また、5日と10日の移動平均線のチャートを含め、上の3つのチャートはいずれも上昇トレンドを維持しています。

もし、上昇トレンドに、bearish engulfingや首吊り線のパターンが現れることがあれば、タイミングと状況によっては上昇トレンドに息切れが生じたと考えられ、RSIの買われすぎのサインの信頼度が増すとのことです。

11274ドル付近(日曜日の高値)や11394ドル付近(下落相場の50%フィボナッチリトレースメント)の高値圏で反発が見られているとのことです。

ビットコインは今年の6月末までの3ヶ月、ベストパフォーマンスを見せてきました。
多くのテクニカル分析の指標も2月から3月にかけて弱気相場から強気相場に転換しています。

今後ビットコインの上昇がいつまで続くのか、注目が集まります。

参考サイト:
“https://www.coindesk.com/bitcoin-on-track-for-best-second-quarter-price-gain-on-record”
“https://jp.tradingview.com/symbols/BTCUSD/”
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