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ビットコイン価格は7日、7358ドルからさらに上昇を続け、7900ドル付近を推移し直近24時間で5%の上昇を見せました。
先週の状況では、投資家らは7450ドルを上抜ければ、7600ドルまでの上昇を見込めるだろうと予測しており、このレジスタンスラインを上抜けると8000ドルや8200ドルの領域への上昇の可能性が見えてくると予想していました。
2013年以来の強気サインか
現在ビットコインは200日移動平均線へ近づいています。
このポイントはビットコインが昨年の6月26日に13800ドルをつけた際に形成された長期的下降チャネルの主要なトレンドラインの範囲内に収まります。
著名なテクニカル分析の専門家であるアレッシオ・ラスターニ氏は、2013年以来初の強気サインの可能性があると指摘しています。
JPモルガンの元アナリストでブロックチェーン研究者のトーン・ベイズ氏は、今回の上昇は昨年10月に起きた動きと同様であるとし、次のレジスタンスラインは8300ドルと予想しました。
ベイズ氏は、2020年のビットコイン価格が最高値を達成する可能性については15%と予想しています。
先週末の高騰の背景として、米国とイランの関係悪化による逃避先としてビットコイン買いの動きが強まったとの見方も出ています。
出典:https://jp.tradingview.com/symbols/BTCUSD/
リップル価格も高騰
一方でリップルも6日午後から高騰し始めています。
直近24時間で13%近く上昇し、0.22ドルまで回復しています。
これは主要仮想通貨の中でも特に際立ったパフォーマンスと言えます。
リップル高騰の背景には、前日に大手仮想通貨取引所バイナンスによるXRP/USDの無期限契約(Perpetual Contract)が発表されたことが影響していると見られています。
無期限契約は先物取引と類似していますが、満期がないことや基盤となるインデックス価格付近で取引してスポット価格との乖離が小さいなどの点で異なります。
バイナンス先物取引所では、ビットコイン、ビットコインキャッシュ 、イーサリアムがそれぞれテザーと連動する無期限契約商品の取引が開始されています。
新たな投機的な金融商品に対する市場の期待感が影響している可能性が高いとのことです。
出典:https://jp.tradingview.com/symbols/XRPUSD/