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ビットコイン価格は最近33%の下落しているにも関わらず、強気とされる楽観的見方には理由があります。
長期的なテクニカル指標が強気に転じるサインとされるゴールデンクロスを形成したのです。
ゴールデンクロスとは?
価格が大きく下落した後に、移動平均線の短期線と中・長期線が交差し、短期線が中長期線を下から上に突き抜ける現象のことです。
ゴールデンクロスは、主に「買い」のタイミングを表すサインとして使用されています。
下の直近3日間のチャートでは、50日移動平均線が200日移動平均線を上回っており、ゴールデンクロスを確認できます。
Bitstampのデータによると、これは2016年2月3日以来の現象であるとのことです。
2016年のゴールデンクロスと同じ状況か
出典:https://jp.tradingview.com/symbols/BTCUSD/
ビットコインは、半減期6ヶ月前の2016年2月3日までの3日間で今回と同様のゴールデンクロスを形成し、その後2017年12月までに過去最高の2万ドルを記録しました。
次の半減期が一年以内に迫る中、同じ現象が繰り返されるかもしれません。
日足チャート
出典:https://jp.tradingview.com/symbols/BTCUSD/
日足チャートで見ると、下降トレンドに示されている通り、弱気パターンは継続しています。
5日移動平均線と10日移動平均線はともに、下落方向へ向かっています。
14日相対力指数(RSI)も、50以下で推移しており弱気相場の状況を示しています。
しかし、RSIは50以下で横ばいになっているため、弱気相場の勢いは弱まっていることが伺えます。
さらに重要な点は、9400ドル(約1,030,000万円)を下回る期間が、7月16日以降継続的に短くなっているという点です。
これは、売り圧力が枯渇してきている現象と言えます。
現在ビットコイン 価格は、9701ドル(1,050,000円)付近で推移しています。
今後の動向に注目が集まります。