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仮想通貨取引所BitMEXを運営するHDR Global Trading Limitedが、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の仮想通貨関連の研究機関に寄付を行ったと発表しました。
MITの先進的な仮想通貨研究機関に寄付
HDR Global Trading Limitedが寄付を行ったのは、MIT Digital Currency Innitiative(DCI)です。
DCIは、仮想通貨やブロックチェーン技術の開発をサポートするのに必要な調査を行なっている機関です。
特に、MITのビットコインのコア開発者である Wladimir van der Laan氏とCory Fields氏の開発資金に充てられるとのことです。
BitMEXの共同設立者でありHDR Global Trading LimitedのCTOであるSam Reed氏は、次のように述べています。
「仮想通貨関連の研究開発に資金を提供することでネットワークをより堅牢なものにすることができる。さらに強固なビットコインネットワークは我々にとっての利益にもつながる。」
今年4月に、HDR Global Trading Limitedは、米国を拠点とするプロ向けの取引インフラを提供する企業TradingTechnologies International(TT)とパートナーシップを組み、仮想通貨デリバティブトレーダー向けの商品の提供を開始しました。
これにより、TTのトレーダーはBitMEXで取引できる他、ビットコインをベースとする”Perpetual Swap”(永久先物取引)などを含む仮想通貨関連商品を購入することもできるようになります。
Perpetual Swapとは、期限切れや日々の決済がない先物取引に似た取引方法で従来の先物取引よりも低リスクで取引を行うことができるとされています。