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2万ドル到達時以来の「買われすぎ」
5日、ブルームバーグのアナリストであるマイク・マクグローン氏が、ビットコインは現在買われすぎな状態であるとし、今後の価格下落の可能性を示唆しました。
マクグロー氏はGTI(グローバル・ストレングス・インジケーター)というインジケーターを参照し、現在を2017年12月の2万ドルに到達した際以来の「買われすぎな状態」としました。
過去に似たようなパターンが見られた際には、数週間の価格の下落が伴ったそうです。
以下のチャート、上部はビットコイン価格です。
チャート下部がSGI。赤線に近づくほど「買われすぎな状態」を表します。
出典: ブルームバーグ「またここまで到達する?GTIが危険信号」
また、「(今まで)マーケットの勢いは圧縮されたような状態が続いていて、ボラティリティがとても低くなっていた。しかし、今はただそれが解放されたというだけのことだ。この状態が続くのも時間の問題であり、巨大なバブルは売る必要のある人たちもたくさん抱えているのだ。」と発言しています。
高騰に対する慎重な意見
さらに、仮想通貨ヘッジファンド、プロチェーンの代表であるデイビット・トーウェル氏も「私たちは再び価格は下落すると予測している。今回の価格変動をポジティブに見ることは悲観的になるよりいいが、投資家にとっては特に安心が得られるような動きではない。仮想通貨の価格変動について、単なる急上昇が短期に突然起こるものとして考えるよりも、コンスタントに下落を繰り返しながら徐々に上昇するものとして考えた方がいい。」と発言し、比較的慎重な見方を示しています。
専門家は今回の価格上昇を持続的な動きと見ていないようです。