<この記事(ページ)は 5分で読めます>
最近では、ビットコインもアルトコインもそうですが、価格が下がり続けてもそれほど驚かなくなっていませんか?
主に強気(ブル)相場では、市場の導入増加に関連して、アルトコインの動きを伴ったビットコインは3000ドル台から13,800ドル以上まで上下します。
その後、ビットコインは大きく引き戻し始めましたが、最終的にはここ数日でかなりの価値を失う結果となりました。
7月2日の一日だけ見ても、朝は1万600ドルで取引されていたかと思えば夕方には1万ドルを下回り、その後翌日の3日に向かって回復して1万500ドルを超え、最終的には1万1200ドルを維持しています。
CoinNess.comによって抽出された、2日0時から10時までのデータによれば、ビットコインは2億⒎000万ドル以上の大規模な資本の純流出量だったとわかり、それにイーサリアムやライトコインも続きそれぞれの流出量は、8486万ドルと5988万ドルということでした。これらはすべてたった10時間以内に起きた事です。
BTC大幅下落でも、マーケットには良いニュースが連発
この大幅な下落の原因ではありませんが、時を同じくしてバイナンスとTDアメリトレードからそれぞれ素晴らしいニュースが発せられています。
米国商品先物取引委員会(CFTC)は、TDアメリトレードが出資しているErisXにデリバティブ決済機関(DCO)ライセンスを許可しました。
この発表は、米国法規に準拠した暗号通貨先物商品をErisXが発表できるようになったことを示しています。
機関投資家からの熱いまなざしが注がれていたライセンス許可のニュースです。
他にも、バイナンスがまもなく先物取引をスタートするという発表が、台北で行われたアジアブ・ロックチェーン・サミットでありました。そのプラットフォームはここ数週間で開始予定と明らかにしました。
ただ、下落しても執筆時点でBTCは、1日に3.86%上昇しています。先月も13,800ドルから12,467ドルに落ちたりと、ボラティリティは激しいのです。
この状況を見るとビットコインは失われた勢いを取り戻しているように見えます。
ビットコインでは30%もの下方修正をしたにもかかわらず、デジタル通貨は強気相場にあると疑わない著名なアナリストは何人もいます。
マイケル・ノボグラッツ氏の今後の価格予測
先月27日の別のニュースソースでは、ギャラクシー・デジタルのCEOマイケル・ノボグラッツ氏は、ビットコインが下落した前の日に保有しているBTCを一部売ったと話しており、もっと売っておけばよかったと、その下落に落胆しながらも、今後はもっと売ると話しています。
"I sold a little bit yesterday. I wish I sold a lot," says @Novogratz. "I think we put a tradable top yesterday. It was parabolic. It was a frenzy." #BTC #Bitcoin pic.twitter.com/KGZwr4W9AM
— Squawk Box (@SquawkCNBC) June 27, 2019
また、4,000ドルへの大幅下落の可能性についても、そこまでは達しないだろうと見ており、今後の価格帯は10,000~14,000ドル台にいると予測しています。
さらに、10,000ドルになった辺りで彼は買い戻すとブルームバーグに話していました。
また、先月末の下落の誘因となったと多くの人が話している、コインベースやインドのKoinexを含む大手取引所2社の閉鎖の事案にも触れています。コインベースは強気相場の間の大量の取引を扱いきれなくなっており、さらに、インドの場合はマーケットに深刻な影響を及ぼす、と話しました。
今年のビットコインの動きは確かに面白いかもしれません。