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ビットコインのボラティリティは前年から98%低下

ビットコインのボラティリティは前年から98%低下

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過去12ヶ月間の弱気相場で投機的な熱が冷めたのか、ビットコイン価格のボラティリティは98%低下したとのことです。

ビットコイン価格下落とボラティリティは連動している?

コインマーケットキャップのデータによると、直近の日足のボラティリティは昨日の高値と安値の値幅は61ドルで、2018年1月16日の3268ドルから98%低下しています。

ビットコインの価格もまた前年同期比で74%低下しています。
つまり、価格が急落すると同時期のボラティリティも同様に低下する傾向が見られると言えます。
12ヶ月前の相場はボラティリティは極めて高く、2018年1月16日の取引の値幅は26%で仮想通貨市場の熱狂はピークにありました。

ところが、年が明けてボラティリティは第一四半期の973ドルから345ドル、245ドル、195ドルとそれぞれ低下していきました。
2018年の日足のボラティリティの平均値で見ると、9.14%から3.6%まで低下しています。

今年はさらに穏やかな状態から始まりました。
日足のボラティリティは200ドルを下回ったまま1月12日には2ヶ月半ぶりの最低値45.17ドルを記録しました。
多くの人はこのようなボラティリティの低下が、市場が底値に近づいているサインであると考えています。

長引く低ボラティリティの状況がたいていは大きな動きの下準備期間であると考えることには、一定の価値はあるでしょう。
それゆえに、BTCはすぐに6日間の取引値幅が3500ドルから3700ドルに激変することも考えられます。

長期的なテクニカルチャートに見られるように、値幅の縮小イコール弱気相場と偏った目で見られがちなのです。

週足チャートで見るBTC

上のチャートで見られるように、BTCは先週13%下落し10週間移動平均を下回り弱気相場をさらに印象付け、現在は3919ドル付近で推移しています。
BTCが10週移動平均線を下回っている限り弱気相場の見通しが続きそうです。

4時間足と日足チャートで見るBTC

4時間足チャートで見るBTCは、ニュートラルダイヤモンドのパターンを形成しています。
ダイヤモンドが下向きに傾けば、BTCが3700ドルから3500ドルの値幅を下回る可能性が高くなります。
相対力指数(RSI)が41付近で下落相場とみなされますので、そうなれば多くの売り局面が発生する可能性があります。

手短に言うと、ダイヤモンドの下降方向への移動が確認されればBTCが3700ドルから3500ドルを下回る可能性も出てくるということになります。

参考サイト:
”https://www.coindesk.com/bitcoin-price-volatility-is-down-98-year-on-year”
”https://jp.tradingview.com/symbols/BTCUSD/”

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