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米国最大のの仮想通貨取引所コインベースが26日、時価総額第3位を誇る仮想通貨XRPの取引を開始すると発表しました。
コインベースは、同社のプロフェッショナル向けの取引プラットフォーム”Coinbase Pro”でのXRPの扱いを開始すると発表しました。
上場過程は4段階
発表によると、XRPの上場は4つのステージを経て実施されるとのことです。
第1ステージ
2月25日のPT(太平洋時間)10時からCoinbase Proでの取り扱いを開始し、ユーザーはXRPをCoinbase Proのアカウントにに送金することができるようになります。
少なくとも12時間は送金以外のオーダーは受け付けないとのことです。
第2ステージ
ユーザーは特定の注文を発注できますが、マッチングは行われずオーダーは完了されません。
オーダー・ブックは少なくとも1分間はポスト・モードのみになります。
第3ステージ
特定のオーダーがマッチングを開始しますが、ユーザーはマーケット・オーダーを出すことはできません。
オーダー・ブックは少なくとも10分間は、リミット・オーダー・モードのみになります。
第4ステージ
リミット、マーケット、ストップ・オーダーを含む完全な取引サービスが利用可能になります。
コインベースによると、XRPは最初に米国(ニューヨーク以外)、イギリス、EUの一部カナダ、シンガポール、オーストラリアで取引が開始されるとのことです。
取引可能ペアは、最初はXRP/USドル、XRP/EURO、XRP/BTCとのことです。
XRP価格は上昇
コインベースのXRP取引開始の発表を受けて、XRP価格は8%以上上昇しています。
少なくともCoinbase Proのユーザーは、Coinbase ProのアカウントにデポジットするためにXRPを購入しています。
コインベースは最近、相次いでアルトコインの取り扱いを開始していますが、同社は過去何年もの間、ビットコイン一筋の取引所でした。
イーサリアムを上場したのは、しばらくしてからのことです。
コインベースのXRP上場に関しては、本当にアルトコインの価格に影響力を持つのか疑問視する声もありましたが、今回のXRPの価格上昇で、コインベースのアルトコイン上場が大きな影響力を持つことが証明されました。
コインベースの公式ブログでは、次にように述べられています。
「XRPはpeer to peerサービスネットワークを基盤としています。このネットワーク上のすべてのアカウントはXRPをお互いに送受信することが可能です。またXRPは2つの機関の間での法定通貨の送金にも役立ちます。このようにしてXRPはUSドルや日本円、ユーロ、フランなど他の異なる通貨を含むトランザクションにおける架け橋となる通貨として機能することが可能です。」
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