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大手投資顧問会社deVere GroupのCEOであるNigel Green氏が、Brexit後の英国経済は仮想通貨に友好的な法規制を制定することで、経済低迷の危機から脱却することができるとし、鍵を握るのは仮想通貨であると述べました。
英国経済はBrexit後 低迷の危機に
およそ100億ドルの資産の投資顧問を手がけているdeVere Groupは、英国はEUからの離脱により、投資の減少などから深刻な経済後退のリスクに直面するだろうと懸念を示しました。
Green氏は、Brexit後の英国がEU諸国の金融規制よりも仮想通貨に対してより友好的な法規制を制定することで、経済後退の危機を回避することができると述べています。
少なくとも現在のところでは、ロンドンは世界最大で重要な金融の中心地とされています。
しかし、Green氏によると、EU離脱後の英国は不明瞭な状況に陥ることで、経済は低迷し英国の経済的権力は弱まることが予想されるとのことです。
仮想通貨に有利な法規制で、英国経済は新たな競争力を獲得できる
現在成長を続ける仮想通貨市場は、すでに確実に利益を生み出しており、他の主要な経済業界にも影響を及ぼしています。
Brexit後、英国はEUの規制から解放され独自に仮想通貨市場を発展させることで、金融サービス分野を発展させることが可能であるとのことです。
Green氏によると、ビットコインをはじめとする仮想通貨は英国の金融サービス分野に、同国の競争力を見直す機会をもたらすとのことです。
「私は、仮想通貨が窮地に立たされた英国経済の大きな助けになると信じている。
いったんEUから離脱すれば、英国はEUの恐ろしく遅く負担の大きい、また官僚的な協定に縛られることがなくなる。だたちに独自のルールと規制を制定し、革新的で企業優先の、規制の整った市場を作ることができる。仮想通貨に友好的な法規制の国、日本やスイスなどと並んでEU諸国の一歩先を行くことができる。」
Green氏はまた、仮想通貨分野にFacebookやJP Morganなどがすでに出資していることなどを挙げ、世界の金融分野において、仮想通貨が目覚ましい勢いで有力な立場を築いていると強調しました。
「急成長中の仮想通貨市場に参入する個人投資家や機関投資家が続々と増加していることからも、仮想通貨は間違いなく未来のお金と呼ぶことができる。」