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Facebookは、同社が密かに進めている独自仮想通貨プロジェクトのために、”Libra”の商標登録の権利を獲得したことが明らかになりました。
独自仮想通貨は”Libra”
ニュースサイトのThe Blockによると、Facebookは独自の仮想通貨の発行に向けて金融機関との提携を検討中とのことです。
このプロジェクトのコードネームと独自仮想通貨の名称は”Libra”で、Facebookはすでに正式な商標登録の権利を獲得済みとのことです。
Facebookは先日にも独自のステーブルコイン発行に向けて10億ドルの資金調達先を探しているとも報じられています。
Libra発行で仮想通貨投資家は2から3倍になるだろう
仮想通貨ベンチャーキャピタルBlockchain CapitalのパートナーであるSpencer Bogart氏は、Broombergのインタビューで、Facebookの独自仮想通貨がステーブルコインや他の種類の仮想通貨であったとしても多くの人々を仮想通貨へ向かわせる布石になるだろうとの見解を語りました。
「インターネットの普及と同じように、多くの人々がこれまでの殻を破ってビットコインやイーサリアムを保有し始めるだろう。特定のグループのユーザーは確実にそうすると思われる。
これは大きな促進剤となるだろう。」
Bogart氏は、Facebookが米国の大手フィンテック企業や大手金融機関に火をつけることが重要になると強調しました。
その理由として「警戒心を持って仮想通貨市場への参入を検討している多くの大手企業が、Facebookを例として仮想通貨市場参入の判断材料として見るだろう。」と述べています。