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スイスの高級時計メーカーであるフランクミュラーは、資産投資会社Regal Assetsと提携し、ビットコインの保管が可能な時計”Encrypto”を開発していることが明らかになりました。
コールドウォレット機能を内臓
”Encrypto”の価格帯は9800ドルから5万600ドル(約107万円〜556万)で、ハイエンドなアクセサリーでありながらコールドウォレットとしての機能を持つ時計とのことです。
ダイアルにはパブリック・アドレスが刻まれており、プライベートキーはUSBドライブで届けられるとのことです。
フランクミュラーの担当者によると、”Encrypto”はオフラインで生成される非決定性乱数によりハッキングされる恐れがないとのことです。
フランクミューラー担当者は次のようにコメントしています。
「ビットコインは”ミレニアル・ゴールド”である。ビットコインとは革新と個人の選択の融合である」
”Encrypto”はビットコインでも法定通貨でも購入できるとのことです。
同社はイーサリアムやリップルなどの他のトップ5の仮想通貨をサポートする時計の開発も予定しているとのことです。
スイス高級時計が続々とブロックチェーン導入時計を発表
5月24日には、別のスイスの高級時計メーカーであるVacheron Constantinがブロックチェーン技術を使って場所を追跡できる時計の開発を開始すると報道されました。
昨年には、同じくスイスの高級時計メーカーであるHubotが、ビットコインホワイトペーパーの10周年を記念して限定モデルの時計”Big Bang”を発表しました。
”Big Bang”は、BTCのみで購入可能で、ビットコインの生成数2100万枚にちなんで210個の限定生産とのことです。
スイスの高級時計メーカーが続々とブロックチェーン技術を導入した時計を発表しています。
富裕層への仮想通貨普及の一つのきっかけになるかもしれません。