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【8/7今週まとめ】仮想通貨市場7月に大量資金流入、bitFlyer 取引量世界一位に、LINK国内取引開始、ビットコインとゴールドともに高騰

【5/8今週まとめ】

<この記事(ページ)は 5分で読めます>

8/3  仮想通貨市場 7月に大量の資金が流入していた

7月の仮想通貨市場に大量の資金が流入していたことが明らかになりました。
ビットコインは7月には24%上昇し、過去8年間で最高の上昇率を記録しました。
新型コロナウィルスの感染拡大の影響下で、インフレに対する伝統的なリスクヘッジ資産とされる金と並んでビットコインが上昇傾向を継続しています。

またイーサリアムは7月に54%の上昇を記録し、過去2年の最高値である380ドル付近に達しています。
現在の主要な分散型金融(DeFi)プロジェクトのほとんどはイーサリアムブロックチェーンが基盤となっており、DeFiには42億ドル相当の資金が流入しているとのことです。
わずか2ヶ月で4倍のマーケット規模に成長したことになります。
このDeFi需要の加熱がイーサリアムの価格を押し上げたと考えられています。

一方で米ドルに連動するステーブルコインテザー(USDT)とUSDCは、7月は限定的な動きにどとまっています。

8/4  ビットコイン取引量 日本の仮想通貨取引所が世界一に

日本の仮想通貨取引所bitFlyerは、4日ビットコインの取引量で世界1位を獲得したことが明らかになりました。
データサイトCoinhillsによると、8月4日午後4時ごろ世界の主要取引所BitMEX、OKExなどを抑えて取引量1位にランクインしたとのことです。

Coinhillsによると、報告時点でのbitFlyerの24時間取引量は1745億円相当で、世界マーケットにおけるシェアは8.16%とのことです。

ビットコイン価格の高騰が続く状況の中、国際市場において日本市場の活発な取引の拡大が顕著であることを裏付けたデータと言えます。

8/4  LINEのLINK国内取引開始

LINEの独自仮想通貨「LINK」の取り扱いが開始されました。
LINKは、LINE Token Economy構想で利用が想定されている仮想通貨で、すでに日本を除くグローバル取引所BITFRONTで取引が行われています。

LINKが日本で取引されるのは今回が初めてで、6日から国内取引所BITMAXで取り扱いが開始されます。

現在のLINEポイントは1ポイント=1円としてLINE Payでの決済やLINEサービスの購入・決済時に利用できる報酬として展開されています。
LINKの国内取り扱い開始により、今後は日本国内でも仮想通貨を利用したLINKエコシステムが発展する可能性があります。

現在海外向けに展開されているLINKトークンを利用したサービス内容は以下のものが展開されています。
音楽や動画などのコンテンツの購入、商品やサービスの購入、個人間送金やアプリ内課金、ゲームアイテムの取引や強化、取引所手数料の支払いや割引など。

今後のLINKを活用した国内向けサービスの展開に注目が集まっています。

8/5  金が高騰 過去最高の2000ドル突破

金価格は1オンス=2000ドルの節目を突破し高騰続けており、現物価格が前年比32%以上の上昇率を記録しているとのことです。

金は、インフレに対するリスクヘッジや資産ポートフォリオの分散化などの目的により、伝統的な投資対象とされてきました。
最近の相場では新型コロナウィルスの感染拡大の影響から世界経済や景気回復の遅延への懸念が高まっていることや、米国債の実質的な利回りの低下、米中関係の悪化によりリスクなどが金への資金流入を後押していると考えられます。

どこの国でも同じ価格で換金可能で、中央集権が埋蔵量をコントロールできないことから、発行する中央組織が存在せず採掘上限が定められているビットコインにもデジタル・ゴールドとして同様のポテンシャルがあるとの指摘が強まっています。

出典:https://www.tradingview.com/symbols/XAUUSD/?exchange=OANDA

8/7  ビットコイン高騰 ゴールドに続き12000ドル突破なるか

ビットコインは11900ドル台まで上昇し、いよいよ12000ドルが視野に入ってきています。

ここへきてビットコインと金の相関関係が再び顕著になっています。
Skewのon-chain monitoringのデータによると、金とビットコインの相関関係を示す数値は現在67.1%まで上昇していると言います。

3週間前の7月20日時点の数値が-0.1%だったことを考慮すると、劇的な変化であることがわかります。

出典:Skew

一部のアナリストの間では、ビットコインを保有するアドレスが急激に増加していることから、普及のサイクルは新たなステージに入ったとの指摘もでています。

ビットコイン保有のアドレス数は、前回史上最高値20,000ドルを記録した直後の2018年1月時点から14%も増加しており、特徴としては以前と比べて少額保有の口座が増加していることが挙げられています。
今年3月中旬にビットコインが大幅下落した時からは、4.5ヶ月で27%上昇しています。

ビットコインが年末までに、最高値更新する可能性を指摘する専門家も出ています。

参考サイト:
”https://www.coindesk.com/first-mover-july-was-a-runaway-month-for-crypto-returns”
”https://coinpost.jp/?p=172893”
”https://coinpost.jp/?p=172918”
”https://www.coindeskjapan.com/73980/”
”https://coinpost.jp/?p=173012”
”https://cointelegraph.com/news/bitcoin-price-nears-12k-again-as-gold-correlation-hits-record”
”https://www.coindesk.com/bitcoin-entering-new-adoption-cycle-coin-metrics-says”
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