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シンガポールを拠点とする仮想通貨とブロックチェーン企業Huobiグループがアルゼンチンに仮想通貨取引所を展開することが明らかになりました。
プレスリリースによると、Huobiは、Huobi Cloudを利用してHuobi Argentinaを正式に立ち上げるとのことです。
Huobi Cloudとは、ユーザーが既存のHuobiのプラットフォーム上でOTC (店頭取引)サービスとデジタル資産取引を利用できるサービスとのことです。
法定通貨から仮想通貨への仲介
Huobi Argentinaのユーザーは、HuobiのOTCサービスを介してペソで仮想通貨を購入することができます。
このサービスは、今年の10月に立ち上げ予定としています。
これにより、ユーザーは仮想通貨のクレジットカードでの購入が可能になり、国内のデジタル決済プロバイダへの送金も可能になるとのことです。
Huobi ArgentinaのCEOのCarlos Banfi氏は、今回のアルゼンチン進出はグローバルな投資を拡大させることに貢献するだろうと期待を示しています。
「アルゼンチンは、ブロックチェーンの開発においては南米で最も有望な市場です。Huobiの参入に対しては、すでに一般市民の間で法定通貨や銀行よりも大きな信頼が仮想通貨に寄せられています。このことはアルゼンチンでのブロックチェーンや仮想通貨の普及にとって大きなチャンスとなるでしょう。」
グローバルに拡大を続けるHuobi
Huobiは、タイにおいて規制のもとで仮想通貨取引所を運営するライセンスを正式に取得したとのことです。
Huobi Thailandは、2019年の第3四半期に立ち上げを予定しており、仮想通貨間と仮想通貨と法定通貨の取引の両方をサポートするとのことです。
また、6月にはHuobi取引所はトルコでの運営も開始しており、仮想通貨と法定通貨の取引サービスを2019年末までには開始するとしています。