<この記事(ページ)は 3分で読めます>
仮想通貨ビットコインのインバース型ETP取引商品、ドイツ2位の証券取引所ベールぜ・シュトゥットガルトに上場したことが明らかになりました。
このETPは、スイスの仮想通貨商品プロバイダーである21Sheres(旧Amun AG)が発行するとのことです。
ETP、インバース型とは?
ETPとはExchange Traded Product(上場取引型金融商品)を指し、ETF(上場投資信託)、コモディティ上場投資信託(ETN)など、取引所に上場し特定の指標の動きに連動する運用成果を目指す金商品の総称です。
インバースとはTOPIXや日経平均などの原指標の変動率に一定の負の倍数を乗じて算出されるインバース指標に連動する運用を行うことで、原指標とは逆の動きをする商品のことを指します。
インバース型商品はビットコイン価格が下落した時に、利益が得られるように設計された金融商品です。
スイスのSIXに次いで2件目の上場
スイスのSIX取引所ではすでに上場していますが、今回ドイツ2位の取引高を誇るベールぜ・シュトゥットガルトで上場することで欧州地域の機関投資家から個人投資家まで幅広い層の投資家に商品を提供することがねらいとのことです。
21SharesのCEPであるハニー・ラシュワン氏はによると、このETPは、21Shares Short Bitcoin ETP(SBCT)で、投資家からの強い要望に答えるものになるとしています。
初のアクティブ型ETP
欧州では、今回のSBCT以外に10種類の仮想通貨ETPが証券取引所で取引されていますが、その全てはパッシブ型(ベンチマークに連動するように運用する手法)の投資商品とのことです。
アクティブ型(ベンチマークを上回る成果を目指して運用する手法)の仮想通貨ETPとしてはSBCTが初めての商品となります。
21Shares では今度も、様々な投資戦略に対応できる金融商品を発表する予定とのことです。
“https://www.coindesk.com/short-bitcoin-etp-available-to-investors-on-germanys-second-largest-exchange”
“https://cointelegraph.com/news/germanys-second-largest-exchange-boerse-stuttgart-lists-short-bitcoin-etp”