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サッカー元日本代表の本田圭佑氏がブロックチェーン企業家の大日方祐介氏が新たなブロックチェーンファンドの設立を発表しました。
本田氏は以前から個人でもエンジェル投資家として50社を超える企業に投資しているほか、昨年はハリウッドのウィル・スミス氏とベンチャーキャピタルを立ち上げるなど積極的に投資活動を行なっています。
本田氏は以前仮想通貨取引所BITPointのCMに出演した経緯などからブロックチェーン技術に興味を持ち始めたとのことです。
ブロックチェーンへの投資は以前から行なっており、すでに発表されている企業としてはQuantstamp社が挙げられます。
大日方祐介氏は2014年ごろから仮想通貨業界に関わっており2017年にCryptoageというブロックチェーンや仮想通貨関連の海外情報を共有し考察するコミュニティを創設しました。
その後2018年にNode Tokyoという国際ブロックチェーンカンファレンスを主催しています。
サッカー×ブロックチェーンのシナジー効果を期待
本田氏はブロックチェーン技術とシナジーの高い分散型システムをサッカークラブに応用できるのではという独特な意見を示しました。
ファンがクラブチームのトークンを保有することで、いわゆるオーナーシップを担い、サッカークラブの意思決定に投票して参加することができるのではないかと語りました。
また、ブロックチェーン技術によりサッカーだけでなくスポーツクラブの経営スタイルを変えることができると指摘しました。
本田氏はブロックチェーン技術を活用したファン・エコノミー・プラットフォーム「フィナンシェ」にも投資家兼アドバイザーに就任しているとのことです。
サッカー選手としてだけでなく、経営者としても注目される本田氏がブロックチェーン業界で中心的存在である大日方氏とタッグを組み、ファンドを立ち上げることでブロックチェーン技術の普及がさらに加速するのではとの期待も高まっています。