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2019年になって初めての$4000突破の日曜日以来、ビットコインはレンジをキープしており、今現在もぎりぎりで推移しています。
これを好調ととるか、まだベア相場の最中ととるかはまだわかりません。
しかし、ビットコインのファンダメンタル要因は順調に実績を伸ばしています。
技術面でビットコインの価値を上げている、Bitcoin Lightning Network(ビットコインライトニングネットワーク)は、双方向のペイメントチャンネルであり、低コスト、ほぼ即時、拡張可能で安全なトランザクションを処理することが出来る技術で、スケーリング問題の救世主と期待を寄せられて開発が進んで来ました。
価格は$16,000から$3,150に下落するも、その技術自体は劇的向上
このスケーリングソリューションは、今や、最大で557.58BTC (22億6500万ドル相当)の取引を容易に処理する能力を持ちます。
その高評価の一端を知ることができるとすれば、100万人分のビットコイン解析データによると、過去1か月でのライトニングネットワークの容量は23%増加しているそうです。
ブロックチェーン開発コンソーシアムBlockstreamによって500BTCのマイルストーンを達成したネットワークですが、わずか2週間後にはこの進歩を遂げました。
これは、ただ伸び続けているというのではなく、仮想通貨マーケットに広く長く続いている弱気相場の最中であっても、成長は加速していると読み取れます。
BTC価格は$16,000から$3,150に下落し、マスメディアからの悲惨な報道に反して、その技術自体は劇的向上したのです。
たとえば、/r/bitcoinのサブレディットは61%増加、ビットコインの市場支配は最低の32.5%から58%への回復を遂げ、ハッシュレートは2倍になった、と強調するビットコインの先導者もいます。
BTCはテクニカルゲージが好転したとBloombergも報道
市場のトレンドを追跡する指標、Directional Movement Indexが11月中旬以来初めて、ポジティブゾーンへ入ったこと、これまでの強い「売り」相場から抜け出したことを示したことから、ビットコインが新しい「ポジティブな買いフェーズ」に突入していいく可能性があり、近い将来に激しいラリーを繰り広げる可能性を主張しました。
また、eToroテルアビブオフィスの社内クリプトエキスパートであるMati Greenspan氏は、この強気なセンチメントを繰り返し口にして、
テクニカル分析的に見ても、このくらいのレベルから勢いに乗り、$5,000や$6,000を超えて$7,500を超えるようなことがあれば、まさにそこから人々が強気に転じる頃だと話しました。
仮想通貨ETFが日本でも承認される可能性
Bloombergが注目している、ビットコイン相場のポジティブ発言はこれだけではありません。GTI Vera Convergence Divergence指標では、ビットコインが6か月ぶりの最長「買い」相場に入ったこと、また、業界のファンダメンタル要因では、日本の金融庁が仮想通貨ETFを承認しようとしているとの情報を得ているようです。
ニュースによって裏付けられる市場のセンチメントは非常に重要な要因です。
センチメントの動きがグラフ化されて、参加もできるbotがありますので、興味のある方はそちらも参考になさると面白いかもしれません。(“https://t.me/Crypto_sentiment_bot”)