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2018年初頭に始まり現在も進行中の仮想通貨の弱気相場は、あと数週間でビットコインの誕生以来最長となることが予想されています。
ただ、期間は最長となっても、価格の下落率としては過去3回の弱気相場の中では、今のところ最少にとどまっています。
あとひと月で過去最長更新
米国CNBCテレビで仮想通貨情報番組「Crypto Trader」の司会者であるRan Neuner氏は16日、自身のツイッターで2018年から19年にかけての現在の弱気相場が390日間続いていると試算。
その前の2014年から15年にかけての弱気相場が420日間続いことも紹介し、「現在の弱気相場があと1ヶ月続けば、仮想通貨の歴史上最長の弱気相場になる」と指摘しました。
弱気相場の正確な長さを定量的に示すのは難しいものの、Neuner氏のツイートは現在の下落局面がどれ程長く力強いものであるかを表しています。
価格の下落率は84%
2017年に、仮想通貨は史上最高の強気相場を経験、$1,000 以下で取引されていたビットコインは約 $20,000まで高騰。
エーサリウムやリップルなどその他の仮想通貨も約1年間で価格が200倍も跳ね上がりました。
ただ、ビットコインが17年12月17日に$19,700の最高値を付けた後下落を開始、直近の底値である$3,100までの下落率は約84%となっています。
2014/15年、2011年にも弱気相場
今回の弱気相場の前にも、仮想通貨相場は2回、大幅下落を経験しています。
直近では、2013年11月30日に当時の高値の$1,180を付けた後、ビットコインの価格は一年以上をかけて崩れ、2015年1月14日に$155を付けました。
この2014年から15年にかけての弱気相場で価格は87%下落しました。
その前に遡ると、ビットコイン誕生後初の弱気相場は2011年6月から同年11月18日までの162日間続きました。
2011年初旬には$0.30で取引されていたビットコインは6月には当時の過去最高値の$29.58まで上昇しましたが、その後の5ヶ月で93%も下落、11月18日に$2.14の底値をつけました。
参考サイト:
“https://news.bitcoin.com/current-crypto-bear-market-set-to-become-the-longest-ever/?utm_source=Current%20Crypto%20Bear%20Market&utm_medium=telegram&utm_campaign=Telegram%20Channel”
“https://www.ccn.com/why-crypto-is-en-route-to-the-longest-bear-market-in-history/”