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米大手証券取引所ナスダックが、仮想通貨データプロバイダCryptoindexの提供によるAI分析のインデックスCIX100を公開しました。
AIネットワーク分析によるベンチマーク
CIX100は、AIネットワークのアルゴリズムを利用して分析されたトップ100の仮想通貨のデータ基づく仮想通貨市場のベンチマークです。
機関投資家やプロの個人投資家をターゲットとしており、偽の取引高やランキングを排除するように設計されているとのことです。
プレスリリースによると、グローバルな大手仮想通貨所9社のデータや、数百万件もの最新の取引データ、ソーシャルメディアの情報などから分析し、200以上の要素を抽出してランク付けを行なっているとのことです。
1800種以上のコインを分析し、3ヶ月連続で常時トップ200にランクインしたコインのみがインデックスに含まれ、毎月入れ替えを行なっているとのことです。
CIX100は、約50万人のトレーダーに利用されているロイターや Bloombeg、TradingViewの金融端末ではすでに公開されているとのことです。
2017年5月に立ち上げられてから1100%の収益率を記録しているとのことです。
全てがAIによる予想で、82%の正確性で毎日提供されているとのことです。
グローバル市場を牽引する仮想通貨インデックス
ナスダックは今年6月にCryptoCompareとの提携し、機関投資家をターゲットとする仮想通貨の価格設定サービスを発表しました。
このサービスはCryptoCompareの集計インデックスデータに基づいています。
2019年2月には、ナスダックは、United States blockchainと仮想通貨市場データを提供するBrave New Coinから提供された2つの仮想通貨インデックスを公開しました。
またCryptoCompareも、大手仮想通貨プラットフォームのBitMEXと提供し、金融市場データプロバイダのRefinitiveによるリアルタイムの仮想通貨先物データサービスを立ち上げています。