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ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)は新たなビットライセンスの承認を、仮想通貨ブローカーのスタートアップであるタゴミトレーディング(Tagomi Trading LLC.)に付与しました。
タゴミトレーディングは、ペイパル共同創業者のピーター・ティール氏によって設立された会社です。
ビットライセンスとは、ニューヨークで仮想通貨ビジネスを行うために必要となる免許のようなもので、今回で仮想通貨ビジネスに対する規制が実施された2015年から18社目の承認となります。
世界金融の中心地、ニューヨーク当局が付与するライセンスであるため、取得が難しいことでも知られています。
他にNYDFSのビットライセンスを取得しているのは、BitFlyer USA 、CoinBase、XRP II(リップル子会社)など有名企業が並んでおり、この取得はスタートアップ企業のタゴミトレーディングにとって大きな一歩だと言えます。
迅速な最適価格での取引を提供
タゴミトレーディングCEOはこの承認を受けて「タゴミはニューヨークで最初の仮想通貨のブローカーエージェンシーとなる。我々のコミュニティで開発してきたオーダールーティングサービス(取引の発注をし、売買の執行に繋げるシステム)を多くの人に公開できることが喜ばしい。」と述べた上で、自社サービスの注文プロセスの高い迅速性、価格の適正性を強調しました。
Tagomiは最近、ヘッジファンドの仮想通貨投資における最初の仲介サービスで1200万ドルの利益を上げており、現在軌道に乗っている仮想通貨ベンチャーの1つです。
ニューヨーク仮想通貨業界の今後の盛り上がりや更なる革新にも期待できますね。