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ウェブブラウザのOperaのモバイルとデスクトップブラウザが、米国ユーザー向けの仮想通貨購入サービスを拡大しています。
米決済企業Wyreとの提携
Operaは米決済企業Wyreと提携し、ブラウザに内蔵されているウォレットを介してビットコインとイーサリアム を購入できるサービスを開始したとのことです。
Wyreは米国のライセンスを取得した仮想通貨送金を手がける企業です。
今回のOperaとの提携で、アンドロイド利用者はデビットカード、iOS利用者はApple Payを使って仮想通貨の購入が可能になります。
Operaはモバイルブラウザを介した仮想通貨の購入サービスを、すでに1年前からスウェーデン、デンマーク、ノルウェーのユーザーに提供しています。
30秒で仮想通貨購入完了
Operaの広報担当者は、同社は他の国でもすぐに展開を開始すると述べています。
Operaは米国でのシェアは0.48%で相対的に超規模ですが、ヨーロッパでは2.12%のシェアを占めています。
Operaによると、3億2000万人の人々にブラウザとAIコンテンツの配信ソリューションを提供しているとのことです。
Apple Payソリューションを提供することでユーザーは30秒で仮想通貨の購入を完了が可能であると言います。
米ナスダックに上場しているOperaは、仮想通貨ウォレットや分散型アプリの導入などを行い、ブラウザ大手のクロームやサファリなどと差別化を推進しています。
Operaは、仮想通貨の普及の障壁を無くしていく方法の模索を続けていく方針で、2019年12月の時点のアクティブユーザーは1000万人に到達したとのことです。