<この記事(ページ)は 3分で読めます>
楽天グループの連結子会社で仮想通貨交換業を運営する楽天ウォレットは8月19日、仮想通貨の現物取引サービスを開始しました。
スマホアプリからいつでも取引可能
このサービスでは、スマートフォンアプリを配信し、アプリ上で仮想通貨の現物取引を行うことができるようにするとしています。
Androidアプリが先行配信され、iOSアプリの配信は9月上旬をめどに配信予定とのことです。
スマホアプリでは、24時間365日いつでも仮想通貨売買や口座への入金、出金の手続きが可能とのことです。
また、資産の確認やリアルタイムでのチャート・レートの確認など、資産運用において便利な機能を多数備えているとのことです。
取り扱う仮想通貨はビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ の3種類で、口座開設・管理や仮想通貨売買・入金の手数料は無料です。
楽天は2018年8月、「みんなのビットコイン」を買収し、2019年3月に商号を「楽天ウォレット」に変更し仮想通貨交換業として登録しています。
当初は6月の取引サービス開始を目指し、4月から楽天ウォレットの口座開設を受け付けていましたが、5月にサービスの品質向上やセキュリティ強化を理由にサービス開始を延期していました。
複数のセキュリティ対策を実施
楽天ウォレットは顧客資産を楽天ウォレットの自己資金とは分離して、信託会社である楽天信託が提供する信託口座で管理するとしています。
顧客保有分の仮想通貨資産は、すべてインターネットとは隔離されたコールドウォレットで保管され、秘密鍵も複数の署名を必要とするマルチシグネチャーで管理するなど、複数のセキュティ対策を実施しているとのことです。