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楽天グループの子会社で暗号資産(仮想通貨)交換業を運営する楽天ウォレットが24日、楽天ポイントを仮想通貨に交換できるサービスを開始したと発表しました。
楽天ウォレットは2018年10月に連結子会社である楽天カードを通じて仮想通貨取引所「みんなのビットコイン」運営企業の全株式を取得しました。
2019年3月に名称を楽天ウォレットに変更し、8月から暗号資産の現物取引サービスを開始しています。
今回のサービス拡充によって、楽天ウォレットの口座を保有しているユーザーは、楽天ポイントを楽天ウォレットのアプリを通じて同社の取り扱う暗号資産への交換が可能になります。
楽天ウォレットはこのサービスによって、これまで暗号通貨取引に興味はあるが取引をしたことがない初心者ユーザーが、気軽に資産運用を始める機会を提供したいとしています。
また楽天ポイントの活用の幅を拡大することで、ユーザー利便性のさらなる向上を図るとのことです。
サービス概要
出典:https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2019/1224_01.html?year=2019&month=12&category=corp%20ec%20fintech
楽天ウォレットのスマートフォンアプリを通じて、楽天ポイントを暗号資産に交換します。
100ポイント以上から1ポイント単位で交換可能です。
2019年12月24日からサービスを開始しており、手数料無料でビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ の3銘柄への交換が可能とのことです。
また、会員のランク毎に1回あたりと1ヶ月あたりのポイント交換上限が定められています。
暗号資産からポイントへの交換はできないとのことです。
巨大経済圏を持つ楽天ポイントと暗号資産との交換が可能になったことで、暗号資産市場へ多くの楽天ユーザー参入が期待できそうです。