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リップル社がラテンアメリカへの事業拡大を目的としてブラジルのサンパウロに新支社を設立することが明らかになりました。
新支社を率いるのはグローバル保証を手掛けるThe Warranty Group の子会社の元CEOであるLuiz Antonio Sacco氏であるとのことです。
ブラジル新支社は南米展開の足がかり
リップルの決済ネットワークであるRippleNetに多くのクライアントを呼び込むことを目的として、Sacco氏は2019年3月にリップル社に参加しました。
また、ブラジルだけでなくその他の南米の国々への展開も視野に入れているとのことです。
リップルの決済ソリューションは、すでにブラジル国内ではSantander Brasil、BeeTech Global、そしBanco Rendimentoの3社との契約を結んでいるといいます。
教育プログラムにも注視
決済サービスとは別にリップル社はブラジルの有名大学であるthe University of São PauloやFundação Getúlio Vargasと提携して教育やトレーディングのプログラムの立ち上げを計画しています。
Sacco氏によると、教育への投資はブロックチェーン技術幅広い普及において重要な役割を果たすだろうとのことです。
また、南米地域の就業機会の拡大にも貢献するだろうとしています。
RippleNetのグローバルな顧客は、2019年はじめには200社を超えています。
顧客の中には JNFX,、SendFriend、Transpaygo、FTCS そしてEuro Exim Bankなどが含まれており、XRPを利用してクロスボーダー決済を行なっているとのことです。