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ビットコイン価格が低迷する中、アルトコインの面々もひきずられて元気のないマーケットでしたが、9日はどのコインも久しぶりに上昇の兆しが見られました。
XRPはBTCに続く2位の座をETHに奪われた日ですが、Rippleの展開する決済ネットワークに新たな展開があり、Ripple社にとっては良い日でした。
タイに進出するUAE拠点のグローバルプラットフォーム
今回の新たなメンバーは、FinablrというUAEを拠点とする決済外貨取引のグローバルプラットフォームです。
2月11日にFinablrよりプレスリリースがありました。
リリースによると、
FinablrはRipple Networkを、UAE ExchangeとペイメントプラットフォームUnimoniで活用し、タイにおいてリアルタイムなブロックチェーンベースのトランザクションを実行し、将来的にはより多くの国々に展開しようとしているようです。
UAE ExchangeとUnimoniは現在RippleNetに参加しています。
Rippleが提供するブロックチェーンベースのプラットフォームでリアルタイムでシームレスなクロスボーダー取引をタイに展開するブランドとなります。
プレスリリースでも述べている様に、Rippleのペイメント・ネットワークを統合することによってUAE ExchangeとUnimoniは、中東でのこのブロックチェーン技術をトランザクション処理に使う業界では第一のグループとなり、グローバル展開にとって目立つ出来事となりました。
最初のサービス展開は、タイで大手銀行のひとつである支店Siam Commercial Bankで、世界中のUAE ExchangeとUnimoniの顧客がタイにいる受取人に即座に送金できるようになるというものです。
既存のシステムをイノベーションするRippleの決済ネットワーク
Finablrのエグゼクティブディレクター兼CEOのPromoth Manghat氏は、既存のサービスにブロックチェーンをインテグレート出来ていることに嬉しく思い、金融技術のイノベーションにより今後の有利な展開になることを信じていると語ります。
「ブロックチェーンを採用することで送金を合理化し、摩擦のない迅速で安全な支払いを体験するための非常に大きな可能性が開かれます。今回このサービスを展開することができて、シームレスなサービスを可能にするという我々のコミットメントにとっては非常に大きな布石となります。」と、RippleとSiam Commercial Bankに感謝の言葉を送っています。
このニュースがマーケットでXRP価格に対して大きな影響を与えることはなかったようですが、Rippleはコインから距離を置いて分散化を促進する努力を展開しています。
金融業界から支持を受けるその信頼の技術力は時価総額を上げている理由であることは疑いの余地もありません。
参考サイト:
”https://ethereumworldnews.com/ripple-xrp-finablr-uae-exchange-2019/”