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SBIバーチャルカレンシーズ(SBIVC)は16日、ビットコインキャッシュの取り扱いの廃止を決定したことを発表しました。
仮想通貨業界ではコミュニティの争いから、ビットコインSV上場廃止の流れが波及している状況にありました。
廃止予定日は6月下旬
SBIVCの公式発表によると、具体的なスケジュールは4月下旬に予定されており廃止日時は6月下旬を予定しているとのことです。
上場廃止の理由としては、以下の3点を挙げて説明しています。
⑴ビットコインキャッシュの時価総額の大幅な減少
⑵51%攻撃が実施されブロック生成の記録に不正な取引が配信される可能性が高まっていることから、ブロックチェーンの安全性に疑義が生じていると判断したため
⑶さらなるハードフォークが行われ、価格が大きく下落する可能性を完全には否定できないため
取り扱うビットコインキャッシュの返還方法としては、4月を目処に顧客のビットコインキャッシュ売却を通じて換金を開始するとのことです。
5月下旬に顧客管理の指定ハードウェアウォレット(CoolWallet)への出庫を開始するとのことです。
また、ビットコインSVの金銭対価交付に関しては4月下旬に通知があるとのことです。
コミュニティの対立を不安視
SBIはこれまでビットコインキャッシュのマイニングに注力するなど、ビットコインキャッシュ陣営と寄り添う運営を行ってきましたが、昨今のコミュニティの対立を不安視し懸念を示していました。