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韓国のサムスンが、新型の格安スマホに仮想通貨ウォレットアプリ機能を導入することが明らかになりました。
GalaxyS10と類似した機能搭載
サムスンの電子機器部門プロダクト戦略チームのシニアマネージングディレクターであるChae Won-cheol氏は次のように述べています。
「我々は、ブロックチェーン機能をサポートするGalaxyモデルの拡大に伴い、新たな体験への障壁を低くすることになるだろう。今後は韓国国内に続き、米国、カナダへと徐々に拡大させていく予定である。」
サムスンのブロックチェーンウォレットは現在、2月に発表した最新機種であるGalaxyS10のラインでのみ利用可能でした。
S10は、デジタル署名や分散型アプリなどのブロックチェーン機能が搭載されたモデルです。
今回報道された格安スマホには、S10に似たような機能が導入されるとのことです。
ビジネス・コレアの報道によると、サムスンはSKTelecomやKT Corporationなどの通信会社と提携してブロックチェーン基盤のデジタル認証ツールやその他の取り組みについて検討しているとのことです。
加熱するサムスンのブロックチェーン開発
サムスンは最近、急速にブロックチェーンの開発を推進しています。
Galaxy S10へのブロックチェーンと仮想通貨機能搭載の発表に続き、さらにイーサリアム基盤の独自ブロックチェーンネットワークを開発しているとのことです。
また、これに伴って独自トークンである”SumsungCoin”の立ち上げも計画しているとのことです。
同社のITソリューションにブロックチェーン技術を導入する計画も進行中とのことです。
サムスンは最近、仮想通貨ウォレットスタートアップに対して約300万ドルの出資を行なったとのことです。