サイトアイコン CRIPCY

テレグラムTONの立ち上げ延期

テレグラムTONの立ち上げ延期

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

テレグラムが、TONブロックチェーンプロジェクトの立ち上げを延期することを発表しました。
当初の立ち上げ予定日は10月30日でした。

SEC gramトークンは違法との判断

テレグラムの独自トークンについて、米国証券取引委員会 (SEC)が違法という判断を下したことから延期を決定したと見られています。

SECは11日、TONのトークンgramが未登録証券にあたるとし、発行を禁止する声明を出しました。

テレグラムはSECに登録せずに資金調達をするための登録義務の免除規定であるフォームDと呼ばれる書類を提出しており、適格投資家のみに販売されることが決まっていましたが、gramの投資家が転売することが可能であったためSECはルール違反と判断したとのことです。

テレグラムからの投資家らへのメッセージによると、テレグラムは2020年4月30日までTONの立ち上げを延期すると述べています。

「我々はTONネットワークを10月末に予定していたが、直近のSECによる起訴によりタイミング的に計画の遂行が難しくなりました。我々はSECの法的見解には反対であり、断固として対抗する意向です。
我々は、SECの法的問題への対処や他の政府機関への事前に対処するため、立ち上げ期限を延長することに決定しました。」

テレグラムは、この追加の延長期間を同社にとってはTONネットワークの開発をさらに進める有効な時間であるとしています。

期限延期には投資家の同意が必要

TONの立ち上げ延期にはgramトークンの支払い額の過半数を占める保有者の同意が必要とされます。

保有者の間で意見が分かれた場合、賛成した投資家グループの購入合意は維持されますが、拒否したグループの購入合意は破棄されることになります。

テレグラムは、購入合意の条件の一部を修正し、ネットワークの立ち上げ日に発行されるgramを少なくすることを提案しています。

gram保有者の回答期限は10月23となっています。
公聴会は10月24日にニューヨークで開かれる予定とのことです。

参考サイト:
”https://www.coindesk.com/telegram-looks-to-cut-deal-with-ton-blockchain-investors-after-sec-order”
モバイルバージョンを終了