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コロナで外出禁止や自粛となっている、ほぼ世界的なコロナパンデミックの折ですが、ゲームをしてWHOのコロナ団結基金へ寄附ができるようです。
ポケモンの代わりにゲットするものは、マスク、手の除菌ローションやトイレットペーパーです。
今回のベータリリースは、外を歩き回って探すのではなく家の中に現れるようになっており、インドア限定のAR、拡張現実です。
TrifficのARゲームに参加してCOVID-19と戦おう!
Triffic(トリフィック)は、暗号通貨GPSトークンを報酬としてプレイヤーに与える、無料のAR拡張現実(オーグメンテッドリアリティ)ゲームアプリです。
今回のベータ版は、ただのゲームリリースではなく、この時期だからこそ、人との距離を適切に保つ為の自主隔離(セルフ・ディスタンシング)を促進する役割を果そうという趣旨です。
Trifficは先週3月26日にTwitterでアナウンスしました。
#Triffic is raising up to $10,000 for COVID-19 Response by donating #GPSTokens every time a beta user collects an #AugmentedReality #toiletroll, #handsanitizer or #facemask. More info on how you can help raise funds at https://t.co/dx8E3iXE9m – please retweet to spread the word! pic.twitter.com/Ji5T1ipCpd
— Triffic App (@trifficworld) March 26, 2020
(出典 https://twitter.com/trifficworld/status/1243163460021530625)
「(Trifficベータ版で)ユーザーがARのトイレットロール、手の除菌ローションやマスクをゲットする度にGPSトークンが、10,000ドル(約107万円)までCOVID-19の為に寄附されます。
ポケモンじゃないけど、(この時期に)トイレットペーパーを集めようとしない人なんていませんよね?」
と、このインドア限定アイテムを集めることが出来るベータ版について述べています。
何かの形で寄附をお考えのユーザーは試してみてはいかがでしょうか。
(出典 https://triffic.app/en)
彼らの目的は、COVID-19に直面するこの重大な目的のための寄付と同時に、ベータテストを進めることです。
ロックダウンで自宅待機となっているユーザーの社会的意識を高めるのに少しでも役に立てたら、とこの実装を決断したようです。
Stay Home クリプトが果たせる経済支援
リアルでは人が集まるのが禁止されるところ、クリプト業界のサミットなどのイベントは延期どころか、通常通りに開催する為、オンライン・イベントに切り替える動きが多くなっています。
また、最近の報道では、決済業界において暗号通貨を採用するところが増えており、コロナのアウトブレイクによって加速されました。
そんななか、イタリアの銀行Banco Sellaは、ビットコイン取引を開始して、国際送金に活用することを奨励しました。
世界の公衆衛生当局も、人との接触を一定距離で保つように推奨しています。
日本でも「三つの密」のスローガンで広報されていますが、ウィルス発生エリアの中国や韓国では、早くから実施した外出禁止などロックダウン政策が一定の成果を見せたようです。
日本では禁止ではなく個人の自制心を問われる外出自粛という方針を取っていることが注目されています。
世代間で危機意識の開きがあることで外出自粛判断の程度が問題になっていますが、突然の志村けんさんの訃報は、私たちにコロナ危機が身近であることを感じさせてくれたように思います。
長期戦になりそうな生活を少しでも明るくしたいと世界中の人々が感じていると思います。
そこで役立ちそうな技術がクリプト業界では期待されているのかもしれません。