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直近48時間で、ビットコインは 1月26日のピーク時3657ドルから3515ドルまで下落し、USドルに対しておよそ4%下落しました。
一方、トロンは1日で10%急騰しています。
ビットコインの下落
ビットコイン価格の下落は仮想通貨市場の時価総額を2210億ドルから2190億ドルまで20億ドル下落させました。
イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)、EOS、ビットコインキャッシュ(BCH)などの主要仮想通貨は3%から5%下落しています。
仮想通貨スタートアップ企業は堅調に増加
スイスのITコンサルティング企業Inactaの調査によると、スイスでは2018年の第4四半期にスタートアップが629から750社への増加が見られたとのことです。
750社のうちトップ50社は、時価総額が平均4億ドル以上であり、全てのスイスの仮想通貨ベンチャー企業の全体の時価総額は200億ドルを超えるとのことです。
調査結果によると、2018年の仮想通貨スタートアップの時価総額は440億ドルから200億ドルにおよそ54%減少したとのことです。
しかし、ビットコイン価格が80%下落したことを考慮すれば、相対的には仮想通貨セクターのパフォーマンスは依然として堅調であると言えます。
弱気相場はしばらく継続か
しかし、多くのアナリストらがここ最近、仮想通貨市場は今後数カ月間は下落していくだろうと予想しています。
一部のトレーダーは、2019年を見通して仮想通貨は低いボラティリティを示し、徐々に底値を打つだろうと予想しています。
短期間のうちにビットコイン価格がキーレジスタンスレベルである3800ドルと4000ドルからリバウンドしなければ、ゆっくりと3000ドル付近の底値へ下落していくことは避けられないだろうとのことです。
現在までの直近3日間のビットコインのパフォーマンスに基づけば、トレーダーは仮想通貨セクターのトレンドは弱気相場であると考えているだろうとのことです。
クリプトバレーと呼ばれるスイスでは仮想通貨スタートアップは増加しているとのことから、仮想通貨業界のファンダメンタルは堅調に推移していると言えるようです。
しかしビットコイン価格の下落傾向はしばらく続きそうとのことで、値動きには注意した方が良さそうです。
参考サイト:
”https://www.ccn.com/tron-spikes-134-in-1-month-will-the-crypto-sectors-strong-performance-push-bitcoin-higher/”