<この記事(ページ)は 2分で読めます>
米国財務長官のスティーブン・ムニューシン氏は、仮想通貨の将来の生存性についてのインタビューに答え、仮想通貨の将来性に対して否定的な見解を明らかにしました。
個人的にはビットコイン買わない
CNBCのインタビューに対して、ムニューシン氏は、次のように述べました。
「個人的には10年以内にビットコインを買うことはないだろう。」
また、今後、財務長官としてビットコインについて発言していくかどうかについての質問に対しては、「5、6年後になっても財務長官としてビットコインの話をしていることはないだろう。」と述べました。
規制整備を重視
ムニューシン氏は先日、仮想通貨について「経済システムのリスクにあたる」と発言していましたが、今回のインビューでは特定の規制の指針については明らかにしませんでした。
ムニューシン氏は、これまで金融犯罪や不正取引への対策として、ムニューシン氏はFinCEN(金融犯罪捜査網)やFATF(金融活動作業部会)に対して、仮想通貨を最高レベルの規制を作るためのガイダンス策定を要請しています。
「我々は仮想通貨に対して統一されたアプローチをするつもりです。さらに多くの機関から仮想通貨に関する項目の規制が出されると思われます。」
米ドルを強く信頼
ムニューシン氏は、仮想通貨の将来性に対して否定的な態度をとる一方で、米ドルに対しては以前強い信頼を表明しています。
ムニューシン氏はインタビューの最後に、「米ドルは世界の準備通貨です。我々はそれを維持したいと考えています。」と述べました。