サイトアイコン CRIPCY

WavesはDEX終了。集中型と分散型のハイブリッド・プラットフォームに

WavesはDEX終了。集中型と分散型のハイブリッド・プラットフォームに

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

ビットコイン以外のアルトコインで、ウェイブス(Waves)などの分散型取引プラットフォーム(DEX)は、P2Pでの取引が可能で、取引所などの第三者を介さなくても取引ができることが魅力です。

そのDEXをやめて、ハイブリッド・プラットフォームにするということをウェイブス(Waves) が発表しました。

既にDEXは取引利用できなくなっており、移行サポートの機能のみ提供されているようです。

【関連記事】

Waves DEXは一種のプロトタイプだった

ハイブリッドプラットフォームとしてWavesは、集中型取引所のもつ重要な機能はもとより、分散型取引所のもつトランザクションの不可逆性、安全性およびユーザー制御などの機能を併せもつ新しいプラットフォームを誇っています。

新しい取引プラットフォームに加えてもうひとつの重要なニュースも発表し、自社のプロトコル開発、そのオープン実装とプライベート実装、シャーディング(sharding)、およびインフラ開発に注力することを明らかにしています。

Wavesの創設者兼CEOであるサーシャ・イワノフ氏は、以下の様に語っています。

「Waves DEXは、一種のプロトタイプでした。2年の運用ののちに成長して別のプロジェクトになりました。今や、プロトコル開発とその取引所をWavesとは別の外部チームやコミュニティに引き渡す時です。我々は全てのインフラチームをひとつにまとめ、開発を同期させ、結合製品を新しいレベルに引き上げることができます。」

Wavesは、開発中のマーケットでよく整備されたブロックチェーンプロジェクトのひとつです。
昨年は、Vostockというプライベートブロックチェーンの開発に1200万ドル(1,296,000,000円)を確保し、ヨーロッパやアジアを始めとして展開していました。

そして今年6月にも報道されていたように、WavesはDAppsマーケットに参入し、スマートコントラクト機能を立ち上げていました。
それ以降、Wavesプラットフォームは、イーサリアム、EOSやトロンと直接競うようになっていきました。

これまで数々の開発を重ねてきたWavesのハイブリッドプラットフォームは、分散型と集中型のあわせ技で新しい取引スタイルを展開していくのでしょう。

やはり、ハイブリッド人気はどのジャンルでもひとつのソリューションとなっていますね。
今後も注目していきたいブロックチェーンソリューション・プラットフォームです。

参考サイト:
“https://www.financemagnates.com/cryptocurrency/news/Waves-shuts-dex-to-launch-a-hybrid-exchange/”
“https://www.financemagnates.com/cryptocurrency/news/Waves-enters-dapps-market-launches-smart-contract-function/”
モバイルバージョンを終了