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米国を拠点とするウィンクルボス兄弟の運営する仮想通貨取引所Geminiが、オーストラリアでの取引サービスを開始しました。
取り扱い通貨は主要仮想通貨5種、Geminiドルは対象外
オーストラリア在住のユーザーは、Geminiアプリをダウンロードすることで、主要仮想通貨5種類の取引を行うことができます。
アプリはiOSとAndroidの両方に対応しているとのことです。
取り扱い仮想通貨は、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、Zキャッシュの5種類で、Geminiが発行するGeminiドル(GUSD)は対象外とのことです。
Geminiは、すでにカナダや韓国、香港、シンガポール、イギリスでのサービスを開始しています。
今回の立ち上げについて、共同設立者であるタイラー・ウィンクルボス氏は次のように述べています。
「我々は、グローバルな実績を刻み続けることができて嬉しく思う。オーストラリアの人々に信頼性の高い安全な仮想通貨取引の体験を提供していきたい。
Geminiは、最新のテクノロジーを駆使してオーストラリアでの信頼を着実に築いていくだろう。」
Geminiは今週前半に、サイバーセキュリティのエキスパートであるDavid Damato氏をチーフセキュリティオフィサーとして迎えたことが報じられています。
Damato氏はサイバーセキュリティ業界で20年の経験を持つ人物とのことです。
積極的に多方面への事業展開を計画
Geminiは仮想通貨取引の他にもさらなる事業展開を計画しているとのことです。
Coindeskによると、Geminiはが証券取引仲介ブローカー業務のライセンスの取得を目指し、米国の金融取引業規制機構(FINRA)へ申請を提出しているとのことです。
ウィンクルボス兄弟のGeminiは着実にグローバル展開を拡大させています。
近い将来、日本への進出にも期待したいですね。