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米国に拠点を置く、経済ニュース大手Yahoo Financeが、仮想通貨価格データを提供するコインマーケットキャップ(CMC)のウェブサイトを統合しました。
これにより、ユーザーはYahoo Financeで、CMCのデータに基づいた時価総額、取引高、供給量などのデータの追関が可能になります。
11月21日、Yahoo FinanceとCMCは正式に仮想通貨データとメディアコンテンツの戦略的パートナーシップを結んだとのことです。
118種類の仮想通貨データを提供
Yahoo Financeの仮想通貨のページでは、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュなどを含む118種類の仮想通貨価格データを提供しています。
現在、CMCに上場している仮想通貨は4844銘柄にのぼります。
教育コンテンツの提供も
仮想通貨の価格データとは別に、CMCはYahoo Finance上で、仮想通貨市場への参入を促進するために教育的な情報も提供するとしています。
例えば、CMCのデイリーニュースレターや、ブログコンテンツなどがYahooの仮想通貨のページや個々の仮想通貨関連のページにニュースストリームとして表示されるとのことです。
さらに、Yahoo Financeは、CMCの2つの仮想通貨インデックス、Crypto 200とCrypto 200Xを追加すると発表しています。
ITメディア大手のヴェライゾンメディアのファイナンス・テック部門のジェネラルマネージャーであるジョアンナ・ランバート氏は、仮想通貨への関心を維持するためには、信頼できる仮想通貨ニュースとデータを提供することが不可欠だと言います。
「コインマーケットキャップとの提携により、信頼性できる仮想通貨データプロバイダーとしてタイムリーで信頼性が高く、ユーザーの需要に合致した仮想通貨情報を提供することが可能になります。」
膨大なユーザーを持つYahoo Financeで、CMCの仮想通貨データーが提供されることで、多くの人に手軽に仮想通貨情報にアクセスする機会を与えることが可能になります。
今後の仮想通貨普及の大きな後押しになることが期待できそうですね。