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世間の人たちの
仮想通貨トレードについての
誤解あるある。
『トレーダーは先のことが予測できている』
これ、最大にして最強の誤解です。
パパ山根もトレードやり始めの頃は
しっかり誤解してました(笑)
もちろん、経験を積めばある程度まではわかるようになるんですよ。でも、あらゆる局面でハッキリわかるのではなく、ある特定の局面では、上か下かどちらに行く確率が高いかがなんとなくわかる……というのが正確な言い回しかと思います。
ある局面では見えるという感じなので、予測とはそもそもの頭の使い方が異なりますよね。では、トレーダーが、予測してないとしたら何をしているのかというと、先々の局面をできるだけ多く考えて、シナリオを描いておく。
シナリオです( `ー´)ノ
先のことはわからないので、それをわかろうとするよりは、あり得るパターンを可能な限り頭の中に思い描いておくわけです。そうすると、どんな事態が起こっても想定内の出来事なので、何かが起こった時の対応もスムーズにとれるわけです。
たぶんこの辺は、サッカーの監督とかの思考回路に近いと思います。サッカーの試合も相手があって、よほどの実力差がない限り先のことがわからない。わからないから、起こり得るさまざまなパターンを可能な限りイメージして、打ち手を備えておく。
最近、三男まっひーの、引き出しあけてポイがひどくて(笑)
最初は食器戸棚から始まって、洗面台の下、キッチンの流しの下、リビングのラック、寝室のクローゼットなど、いつ何時、どの引き出しが開けられるか、まったく予測不可能(/・ω・)/
なので、可能な限り開けられないような打ち手を備えておくわけです(笑)
で、来週のビットコイン相場がどうなるかは神のみぞ知るですが、チャートを見ながらシナリオを描いて打ち手を考えておくこと。それがトレーダーのやるべきことですね。
2018年8月第4週のBTC/円 4時間足
(チャート画像はBITPointのMT4)
まあ、完全なレンジなのでシナリオといっても上か下か横かしかないので、大枠は簡単ですね。
シナリオ① 上に抜けたら買い
シナリオ② 下に抜けたら売り
シナリオ③ 横ばいなら抜けるまで様子見
で、これらは教科書通りの動きで、当然、仮想通貨相場はトリッキーな動きをすることもあります。トリッキー対策の打ち手としては……
シナリオ④ 上に抜けてレンジ内まで戻ってきたらホールドして様子見
シナリオ⑤ 上に抜けてレンジ内まで戻ってきて下に抜けたら損切りして売り
シナリオ⑥ 上に抜けてレンジ内まで戻ってきてまた上に抜けたら一安心、積極的に行くなら買いもあり
……上ばかり考えてますけど、もちろん下もあり得ます。
シナリオ⑦ 下に抜けてレンジ内まで戻ってきたら、損切りして様子見
(やや上目線で見ているので、下げ方向の動きはそんなに継続しないと想定してます。なので戻ってきたら敏感に反応)
シナリオ⑧ 下に抜けてレンジ内まで戻ってきて上に抜けたら積極的に買い(やや上目線なんでね)
シナリオ⑨ 下に抜けていったん戻るも、サポレジ転換が起これば積極的に売り
……ぱっと思いつく範囲で考え得るのはこれくらいですかね。もちろん、いくら想定しても想定外の動きがあるのが仮想通貨マーケットなので……
シナリオ⑩ 想定外のことが起こったら即損切りでリスク限定
……みたいな想定外シナリオはいつも標準装備しています。
これだけ考えてれば、上に行っても下に落ちても利益が出そうな気がしません(笑)?