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昨日、幼稚園から帰ってきたぶっきーが、泣きながらベットに崩れ落ちました……。
誰かとケンカでもしてやられたのかなと思ったら……
『チョコ、ひとつももらえなかったー(´;ω;`)
昨年はもらえたのにー(ToT)
こんなのイヤだー(;O;)
うわーん(ToT)』
で、しばらく泣き続けるぶっきーを横目に、まいまいに話を聞くと、どうやら今年のクラスの女の子たちは、男の子にチョコをあげようというムードがなくて、誰も渡してなかったとか。
昨年は、みんなが「誰かにあげよう」みたいなムードがあって、ぶっきーもいくつかもらってた。それで期待してたのに、今年は1個ももらえない。
これショックですよね。
期待感の問題です。
最初からもらえるはずがないと思っていたら、もらえると嬉しいし、もらえなくてもショックを受けない。
でも、もらえると思っていたものがもらえない、つまり期待が裏切られた時のショックは大きくなりやすい。
どうやって測定したのかわからないですが(笑)、その心理的ダメージは、偶発的な出来事で受けるショックの、10~30倍にもなるらしいです。
実は、この期待感。
トレードでは「魔物」になります。
この先、上がるんじゃないかという期待。
この先、下がるんじゃないかという期待。
これが裏切られて損失が出ると、何も期待しないで、たとえば「ルールだから」という理由だけで入った時に比べると、10~30倍の心理的ダメージを受けます。
すると、人間は受けた不快感を避けたり解消したくなります。
『トレードで出た損失の不快感をもっとも簡単に解消する方法は、トレードで利益を出すこと』
という心理的メカニズムが働いて、無理無茶無謀な暴走トレードにつながるのです。
では、どうすればいいのか。
方法はふたつあって、まず一つは期待感を持ち過ぎないこと。
期待感を持たないのは人間である限り無理なので、持ち過ぎないようにコントロールする。
なくそうとするのは、自分にウソをついているのでうまくいきません。まず、コントロールを心がけましょう。
ふたつ目は、期待が裏切られた絶望と、しばらくしっかり向き合うこと。
ショックから生じた絶望感を受け止められないから、それを解消する手段として、安易なトレードを選んでいるので、本当に大切なのは、絶望と向き合う心の強さを持つことなんですね。
いや、マジでつらいっすよ(笑)。
今週、火曜からパパヤマはかなり調子を崩して、ポンド円で結構な損失を出しました。
普通の損失なら、そんなにダメージないんですけど、今回はレンジ相場が長続きしていたので、『抜けたら伸びる』という期待感が芽生えちゃってたんですね。
知らず知らずのうちに。
それが、レンジが伸びずに、しかも珍しい動きをして損失が重なって、結構な心理的ダメージを受けました。
でも、安直なトレードに逃げずに(昔はしてましたけどねw)、絶望と向き合ってリカバリーに時間をとったことで、次の下落の流れにのれて、ここ数日で出した損失は半分くらいカバーできました。
ホッと一息(笑)。
で、ビットコインはお約束になってきた『急騰後のレンジ相場』に突入中。
【BTC/円 4時間足】
ここまでお約束なら上限下限で逆張りするレンジトレードもアリかなと思いつつ。。。
一番可能性が高そうなのは黄色ラインの動きなので、パパヤマはレンジ下限でロングを狙っていきます。
下に抜けたら即損切り。
でも、アップトレンドの可能性もまだあるので、ドテンショートは控えます。
そんな感じですかね。
では、よい週末を( `ー´)ノ