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20ヵ国財務相・中央銀行総裁会議がアルゼンチンのブエノスアイレスで閉幕し、共同声明の中で、仮想通貨のマネーロンダリング対策(AML)の国際基準ついて10月に明確化することが改めて表明されました。
仮想通貨を国際規制基準に適用する方法を模索
公式発表によると、共同声明の参加国は、“現時点では仮想通貨が国際的に金融市場の安定性にとってリスクではない”としながらも、依然として仮想通貨を警戒して監視していくとのことです。
G20では、金融安定理事会(FSB)と関連機関に仮想通貨の監視を依頼するとともに、仮想通貨のリスクについての多国間評議を要請しました。
共同声明によると、次のように述べられています。
「われわれは、これらの金融活動作業部会(TATF)規制基準の見直しと実施を改めて表明し、10月までに規制基準をどのように仮想通貨に適用するかについての方針を明らかにするよう要請する。」
金融安定理事会(FSB)は新しい枠組みの一つとして、仮想通貨市場の監視するためのいくつかの指標をまとめました。
ビットコインやイーサリアムなどの代表的な仮想通貨の市場の大きさや成長率、ボラティリティなどを追跡することで主要なリスクを割り出すとのことです。
加速する仮想通貨市場の拡大にともない、仮想通貨犯罪対策の国際的な規制基準の明確化が急がれています。
参考サイト:
”https://www.ccn.com/g20-nations-seek-cryptocurrency-aml-regulation-standards-by-october-2018/”