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動画投稿サイトYouTubeがICOプロジェクト「Bitconnect」をめぐる集団訴訟の被告としてリストに加えられました。
YouTubeが訴えられたのは、Bitconnectのプロモーション目的のビデオ動画を放置し、70,000時間、5800万人の視聴を許してユーザー保護対策や注意喚起を行わなかったという点です。
Bitconnectとは
BitconnectはBCCトークンを持っているだけ、あるいは貸し付ける(レンディング)だけで高い利子を得るという触れ込みで話題になりました。
当初から詐欺的な要素や、自転車操業型の詐欺の一種であるポンジ・スキームではないかとういう疑いがありましたが、最終的にはレンディングの廃止を行い閉鎖となっています。
フロリダ州の地方裁判所で開示された文書により明らかになりました。
訴状によれば、
「Bitconnectは世界中の無垢の犠牲者に虚偽の情報を流し、それを幇助したアフィリエイトのプロモーターのなかにはYouTubeとパートナーシップを結んでいたケースもある。
YouTubeはそれら有害な内容のビデオを放置し犠牲者に警鐘を鳴らすこともしなかった。
これらYouTubeによる過失の結果、Bitconnect被告団は仮想通貨に熱狂する一般社会を利用して何万人もの投資家をだまし、未登録の有価証券を購入させ、彼らをピラミッド型のポンジ・スキームの犠牲者にした。」
仮想通貨の熱狂をサポートする動画に加担するのも注意
Bitconnectのプロモーションには著名なユーチューバーが関わったとされ、Pewdiepieなどもその一人です。
今回はさらに一歩踏み込んで投稿サイトそのものも訴訟の対象となりました。
新興市場の黎明期には法律との摩擦、詐欺の温床になりやすいなど様々な問題が噴出します。
仮想通貨市場に関してもまさに今が成長のターニングポイントなのかもしれませんね。